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Channel: 配列タグが付けられた新着記事 - Qiita
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はじめてのJavaScript⑫ 「配列と連想配列」

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目次 1.はじめに 2.配列 3.配列の例題 4.多次元配列 5.多次元配列の例題 6.連想配列 7.連想配列の例題 8.おわりに 1. はじめに 本記事では、JavaScripの「配列」について記載する。 2. 配列 配列とは? ・複数のデータの集合を扱えるもの。 →1つの変数に対して、複数の値を格納できる。 ・要素にインデックス番号(添字)でアクセスできる。 3. 配列の例題 (例)変数colorsを定義し、配列の中から要素を取り出す。 配列の区切り方 ※添字は0から始まる。 ・カンマ区切りの値をブラケット[...]で囲った形式で表現する。 配列の定義 例の図から、以下のように表記できる。 index.js let colors = ['Red', 'Green', 'Blue', 'Yellow', 'Black']; 個々の要素の取り出し index.js 配列名[インデックス番号]; 例えば、配列からBlackを取り出してコンソールへ出力する場合は index.js console.log(colors[4]); となる。コンソールの出力結果は以下のようになる。 4. 多次元配列 多次元配列とは? 配列の中に配列を入れるデータ構造を指す。 言い換えれば、配列の中に複数の配列を格納できるということ。 5. 多次元配列の例題 複数の配列から要素を取り出す 変数scoreとして配列を組んでいく。多次元配列のインデックス番号は下図の通り。 インデックス番号の見分け方は、 最初の[]の数値が行で、最後の[]の数値が列となる。 配列の作成 例題の図を参照しながら配列を組んでいくと以下のようになる。 index.js let scores = [ [98, 100, 99], [80, 81, 97], [70, 96, 85] ]; ※カンマ区切りを忘れないこと!! 値の取り出し 多次元配列も配列同様、値の取り出し方はほぼ一緒だが、念の為に取り出し方法を記載しておく。 index.js 配列名[インデックス番号][インデックス番号] 図より、1,2(97点のスコア)を取り出してコンソールへ出力する場合は index.js console.log(scores[1][2]); となる。実際に出力された結果を見ると となる。 6. 連想配列 連想配列とは? ・各要素を文字列キーでアクセス可能な配列 ・Hash、Dictionary、Mapなどと呼ばれることもある。 7. 連想配列の例題 ユーザーの情報を取り出す 変数userとして個々の要素を取り出す。 配列の作成 表の中身を解説すると、 上段:key(キー) 下段:value(値) となる。 記述方法として、以下のように記述する。 index.js {キー名:値, キー名:値,・・・} 実際にJavaScriptで表記すると、 index.js let user = { name: '山田太郎', gender: '男性', birth: '1990/3/4' }; と記述する。 個々の要素の取り出し 取り出し方法は以下のようにする。 index.js オブジェクト名.プロパティ名 または オブジェクト名['プロパティ名'] これをコンソールへ出力し、nameを取り出したい場合は index.js console.log(user.name); // または console.log(user['name']); となる。 記述法は違うが出力される文字列は同じなので、同じ文字列が出力される。 8. おわりに 次項:はじめてのJavaScript⑬ 「配列の演習」に続く。

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